2015年11月10日、世界银行东京防灾ハブは、水事业継続计画に関し、有识者によ意见交换会を开催しました。この会议は、「日本-世界银行防灾共同プログラム」を通した贈与 (グラント) による技術支援、「南アジア:強靭なインフラ設備推進プロジェクト」の一環として行われました。本プロジェクトは5つのコンポーネントで構成されていますが、今回はその1つとして実施されている、バングラデシュ共和国チッタゴン市水事業公社の公共水道事業継続計画 (BCP) 策定に関し、日本、バングラデシュ、フィリピン間で、BCPを構成する要素、持続可能かつ実施可能なBCPの策定方法、組織におけるBCPへの理解醸成のための広報、想定訓練等について意見交換を行いました。
当日は、东京、マニラ、ダッカの3都市をテレビ会議システムと電話で繋ぎ、東京都水道局の小澤賢治氏、フィリピンの水事業におけるBCPを学ぶ目的でマニラを訪問中のチッタゴン市水事業公社チーム、ダッカからは国際協力機構 (JICA) の三戸森宏治専門官、世界銀行フィリピン事務所の防災専門官、東京防災ハブの防災専門官が各国における取り組み事例を紹介、また、チッタゴン市水事業公社が直面している課題について意見交換を行いました。
はじめに、东京都水道局総务部调整担当课长の小泽氏により、东京都水道局における地震対応も想定した叠颁笔の概要、継続的な改定、人材配备计画、区市町村やパートナー公司を含めた训练活动ならびに施设整备等が绍介されました。小泽氏は発表の中で、リスク评価に基づく叠颁笔策定の重要性、紧急时の基干业务継続のための业务分类と优先顺位付け、能力强化、制度的枠组みの确立、継続的な改定の重要性を强调しました。
続いて、チッタゴン市水事业公社エグゼクティブ?エンジニア兼事业継続计画コーディネーターのヌラル?アミン氏が、同公社における叠颁笔策定のプロセス、抽出された课题、今后の取り组み计画について説明しました。
こうした発表を受けて行われたディスカッション?セッションでは积极的な意见が交わされ、课题の共有や解决策に関する议论が行われました。この双方向による意见交换は、日本の教训を活用し、チッタゴン市水事业公社が持続的で実现性の高い叠颁笔を策定するための仕组みづくりや実施のための能力强化を推进していくための机会となりました。