2018年10月7?22日、シンド州政府灌漑?电力局、日本の(笔奥搁滨)、世界银行ウォーター?グローバル?プラクティス、东京防灾(顿搁惭)ハブの協力の下、インダス河下流の土砂堆積のモニタリングと分析に関する14日間にわたるワークショップ?研修プログラムがつくば、札幌、東京で行われました。今回のワークショップと研修は、ベースライン調査方法とモニタリング計画を策定し、インダス河下流における土砂輸送モデリングの理解を深めることを目的として行われました。河川堰の運営および土砂堆積のモニタリングと管理の改善、ならびにインダス河流域の統合的な水資源管理を通じて、災害と気候変動に対する強靭化に取り組んでいるパキスタン?シンド州の政府と研究機関の専門家10名が参加しました。今回得た知識、経験は、世界银行が資金援助を行うSindh Barrage Improvement Programの実施に、直接的に反映されていくことになります。
プログラム第一週目では、つくばの国立研究开発法人土木研究所(PWRI)において、流域のモニタリングと管理のさまざまな手法を学び、適切な土砂堆積モニタリング計画の策定と、インダス河下流とシンド州灌漑?電力局の現状に最も即する土砂輸送モデリングと河道形状の初期コンセプト?モデルについて話し合いました。
プログラム第2週目では、札幌市郊外の石狩川で実地調査研修を行いました。堰の技術者は、音響式流向流速計(ADCP)、マルチビームソナー、掃流採砂器、水中懸濁物質堆積物採取装置などの土砂堆積モニタリングの手法や設備?機器の説明を受けました。世界银行東京事務所で行われた最終セッションでは、特に、土砂堆積のモニタリングと分析や、エビデンスに基づいた河川や堰管理と計画に関して、シンド州における水資源管理の強靭化の取り組みに応用できるさまざまな知見と教訓が、シンド州政府の専門家とともに話し合われました。シンド州政府、国立研究开発法人土木研究所(笔奥搁滨)、世界银行ウォーター?グローバル?プラクティス、東京防災(DRM)ハブの代表者は、このパートナシップをさらに深める為の具体的な計画を話し合いました。