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プレスリリース

太平洋岛屿国5か国に自然灾害保険

2013年1月18日




日本、世银、共同プログラムを立ち上げ

シドニー、2013年1月18日-マーシャル诸岛、サモア、ソロモン诸岛、トンガ、バヌアツを対象とした自然灾害リスク保険のパイロット?プログラムが本日施行された。これにより、大规模な自然灾害がこれら5か国に発生した场合、紧急支援が提供される。

太平洋岛屿国は、自然灾害に対して世界で最も脆弱と见られており、何百万ドルという损害や、何万人もの生命が胁かされる危険性がある。太平洋岛屿国は、骋顿笔に対する年间平均被灾额のワースト20のうち8か国を占めている。

日本、世界银行および太平洋共同体事务局(厂笔颁)は、太平洋岛屿国と协力し、太平洋自然灾害リスク保険パイロット?プログラムを立ち上げた。同プログラムは、太平洋岛屿国が、灾害保険によって被灾直后の资金不足のリスクを移転できるかどうかを検証する。

同パイロット?プログラムは、最先端の金融リスク?モデルを用いたもので、太平洋岛屿国に初めて、一定规模以上の自然灾害が発生した场合、损害の调査を経ずに被灾国に速やかに保険金が支払われる仕组みが提供される。今回の共同取组みにより、太平洋岛屿国は、保険会社から手ごろな保険料で、地震やサイクロンなどの自然灾害に対する补偿が受けられることとなる。

トンガのリシアテ?アコロ财务计画大臣は、「我々は自然灾害がもたらす経済的影响をいやと言うほど认识しており、ドナー国からの灾害直后の援助に大変感谢している。本プログラムのおかげで、サイクロンや地震、津波などの灾害に、これまでより迅速に対応しうるだろう」と述べている。

日本の财务省は、「大规模灾害の直后に速やかに紧急资金を提供し、太平洋岛屿国の経済の安定化に资することにより、同诸国が紧急事态に最大限対応できることを目的としている」と述べている。本プログラムへの日本の参加は、仙台会合において表明された防灾の主流化に対するコミットに沿ったものである」

厂笔颁の応用地球科学技术部长ラッセル?ハワース博士は、「太平洋自然灾害リスク保険パイロット?プログラムは、この种のものとしては太平洋地域で初の试みである。こうした保険が太平洋岛屿国において有効であるかを见极め、灾害対応の资金援助の今后の选択肢を探るまたとない机会である」と述べている。

世界银行のフランツ?ドリース=グロス太平洋岛屿国局长は、「各国政府は、紧急支援を利用することにより、被灾者のニーズに迅速に対応しうることとなるだろう。これは、频繁に自然灾害に见舞われる太平洋岛屿国のような脆弱国にとって特に重要な点だ」と述べている。

世界银行は、太平洋岛屿国と、竞争入札プロセスを経て选ばれた保険会社(损保ジャパン、叁井住友海上、东京海上日动、スイス?リー)の间の仲介を行う。础滨搁ワールドワイド社は、灾害発生时の予想损害额を算定するためのモデルを提供している。

太平洋自然灾害リスク保険パイロット?プログラムは、太平洋自然灾害リスク评価及び资金援助イニシアチブ(笔颁搁础贵滨)の一环である。笔颁搁础贵滨は、世界银行、厂笔颁、アジア开発银行による共同イニシアチブで、日本政府、防灾グローバル?ファシリティ(骋贵顿搁搁)、欧州连合(贰鲍)から资金提供を受けており、太平洋岛屿国の灾害リスク管理の强化および気候変动への适応推进に向けて、灾害リスク?アセスメントおよび资金调达ツールを提供することを目的に、2007年に立上げられた。

 

メディア连络先
In シドニー
Laura Keenan
電話: (612) 9235-6547
lkeenan@worldbank.org
In 東京
平井 智子
電話: +81 (03) 3597-6665
thirai@worldbank.org

プレスリリース番号:
2013/01/18

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