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プレスリリース

日本の防灾の知见活用:世银と中央アジア5カ国が地震リスク軽减フォーラムを初开催

2015年10月27日


 

アルマティ、2015年10月27日 – 世界銀行グループ主催による初めての中央アジア地震リスク軽減フォーラムが10月27-28日にアルマティで開催される。このフォーラムには、カザフスタ ン、キルギス共和国、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの各国政府ならびに地域の研究?学術機関、大学、市民社会組織からの70名を超える 政策立案者、専門家、実務家のほか、国際的な専門家、メディア、開発パートナーの代表者、世界銀行職員が参加する。

中央アジアは様々な自然災害の脅威にさらされている地域であり、中でも地震は最も壊滅的な被害をもたらすものである。上記5カ国はいずれも過去に幾度にも 渡る地震による打撃を受け、甚大な経済的?人的損失を被ってきた。中央アジアでこのような被害を軽減するには、各国の地震対策の現状を評価し、リスク管理 におけるギャップを明らかにすることが不可欠である。それにより地震リスク軽減のための体系的かつ効果的な投資枠組みづくりが可能になるであろう。

「世界银行は、中央アジア诸国政府や开発パートナーとの连携を通じ、経験を共有し、共通课题に共同で取り组んでいくことを目的としてこのフォーラムを开催する」と、サロージ?クマール?ジャ世界银行中央アジア局长は 語る。「自然災害を止めることは不可能であるが、知識によって人命や人々の生活を守る備えをすることはできる。世界銀行は中央アジアにおける地震リスクの 軽減?管理への取り組み拡大に益々尽力する。各国の政府関係者と共に、災害に強い社会を構築することによって人々の安全を確保し、好ましい投資環境を創出 したいと考えている。この点において、今回のフォーラムは中央アジア諸国がリスク軽減活動におけるベストプラクティスを共有し、対話を継続していく貴重な 機会となるであろう」

このフォーラムは、中央アジア地域における地震リスクの現状と財政への潜在的影響を把握すること、ならびに地震リスク軽減の取り組みについて中央アジアの 政策立案者や実務家の間での対話を促進することを基本的な目的としている。また本フォーラムは、国及び地域レベルにおける地震に対するレジリエンス(回復 力)を醸成するための投資ソリューションに関して、多様なステークホルダー間の知識?経験の共有を図る場となることが期待される。

フォーラムでは、2日間に渡り、中央アジア各国の事前対策と事後対応能力、リスク特定に関する国際的な経験及び中央アジアにおけるリスク評価の現状、なら びに当該地域におけるリスク軽減への投資と地震リスク軽減活動のベストプラクティス、都市のレジリエンス、リスクファイナンスに関する発表や議論が行われ る。各セッションで取り上げるこうしたテーマは「仙台防災枠組2015-2030」の中で述べられている優先事項に従って選定された。

今回のフォーラムは、「日本-世界银行防灾共同プログラム」による世界银行东京防灾ハブを通じた支援およびその他のパートナーからの协力により実现された。

日本は、数々の自然灾害を経て培った灾害リスク管理の知识及び技术を活用し、被灾者减少に向けた世界中での协力を进めている。この分野における日本の経験と知识を教训とし、开発における防灾の主流化に向けて世界银行と日本政府は紧密に协力してきた。

とりわけ、2011年の東日本大震災の後、世界銀行と日本政府は連携を強化し、2012年に仙台レポートを共同で発表した。また2014年には、仙台レ ポートでの提言を元に、「日本-世界銀行防災共同プログラム」を立ち上げ、その実施のため、世界银行东京防灾ハブを設立された。东京防災ハブは今回のよう なフォーラム開催も支援することで日本の国際的な知見共有に貢献している。防災はまさに相互支援によって成り立っている。

今回のフォーラムは中央アジア诸国の地震リスク軽减?管理に向けた投资枠组みの基础を筑く地域共同の第一歩である。この2日间にわたる议论通じて得られる成果は今后の具体的な取り组みや活动のの基盘となることが见込まれる。

 

関连リンク世界银行东京防灾ハブ

 

メディア连络先
アルマティ
Vigen Sargsyan
vsargsyan@worldbank.org
アスタナ
Shynar Jetpissova
sjetpissova@worldbank.org
东京
平井 智子
电话:&苍产蝉辫;+81-3-3597-6650
thirai@worldbankgroup.org


プレスリリース番号:
2016/ECA/036

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