2018年1月23?24日、インドのケララ州で2018年度国际ダム安全会议が开催されました。第4回となった年次开催の会议では、インド国内と世界から、相互に関连する分野のダム业界関係者とダム専门家が一堂に会し、ダムの安全性に関する问题に取り组む上での技术と経験、および问题に対処するための戦略について讨论と考察を行ない、知见が共有されました。会议は世界银行のダム復旧?改修プロジェクト(顿搁滨笔)の一环として実施されたイニシアチブで、インドにあるダム约225基の復旧および组织全体の情报管理システムの改善を目指すインド政府の中央水委员会(颁奥颁)が実行しました。
さらに、アジア河川流域機関ネットワーク(NARBO)副事務局長で、水資源機構の国際グループ(IAD)長の佐々原秀史氏が、ダム安全管理方法に関する技術会議の共同議長となり、「より良いダム安全活動に向けた最近の取り組み(Recent efforts for Better Dam Safety Practices)」と題した論文を発表しました。発表では、ダムに設置されたGPS搭載センサーによるダム内の状態のリアルタイム観測や三次元モデル(CIM)による地震時の概要の把握と効率的なダム管理など、ダムの建設、運営、保守に関するさまざまな革新技術が紹介されました。
世界银行东京防灾ハブは2015年より、日本の経験を世界银行のダム復旧?改修プロジェクトに组み込み、インドでのダム运営上の灾害対策の取り组みを支援してきました。
水资源机构は复数の案件を通じて、多くのダム復旧?改修プロジェクトに関わっています。今日までに、世界银行の防灾ハブは水资源机构と协力して日本への现地视察6件を実施してきました。また水资源机构はイチャリ?ダムでのダム现场技术者のための地震后の点検マニュアルをウッタラカンド水力発电公社と提携して企画し、さらに1件、マイトン?ダムのために水资源机构とダモダ?バレー社との间で準备が进んでいます。
次回のインドでの国际ダム安全会议は2019年2月13?14日にブバネーシュワルでの开催が予定されています。